大会から1ヶ月少々が過ぎました。そろそろシーズンも終盤という時候ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。今年の大会では、特にDAY1の町牧エンデューロテストで、見込みを超えるコンディションの悪化があり、中でも承認クラスの競技者にとって厳しい競技内容となりました。本来、競技運営は、各クラス毎の難易度の点においても想定の範囲内で行われることが理想であり、その点で、今大会の運営内容については反省点が多いものと認識しています。日高モーターサイクリストクラブおよびHTDE実行委員会としては、今年の大会の反省点をもとに、来年の大会に向けて多くの部分を改善し、すべての競技者が存分に実力を発揮し、技量を試すことができる競技会とすることを目指し努力いたします。また初日、2日目と厳しいコンディションでしたが、多くの選手が、初めての実施となった3日目の競技を走り切ってくださいました。今年の大会に参加され、非常に難しいコンディションの中でありながら、最後まで安全に、スポーツマンらしく競技に取り組んでいただいたすべての選手に敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
HTDE2015大会リザルトについて
選手からではありませんが、今年の大会リザルトについてご質問をいただきましたので、下記に回答させていただきます。今大会では、多くの選手が1日目、または2日目に、タイムオーバーによる失格となりました。タイムオーバーというのは、各タイムチェックで、もともと通過する予定の時刻から60分以上遅れることを指しています。競技規則には「タイムチェックに60分以上遅れてきたライダーは自動的に当該日の競技から失格とされる」とありますが、このタイムチェックとは、スタートの後のすべてのタイムチェックのことを指しています。最終のタイムチェックまたはプレフィニッシュチェックに到着(通過)した時点で予定時刻の59分以内であった場合でも、途中のタイムチェックで60分以上の遅れがあった場合にはタイムオーバーとなっています。
リザルトはすでに正式結果となっていますが、参加された選手からのご質問は受け付けていますので、末尾のメールアドレスまでお願いします。
HTDE2015大会リザルト
http://wakitasoft.com/Timing/Results/2015/20150921/
今後の大会について
前記しましたように、今年の大会は見込みを超えるコンディションの悪化によってとても難易度の高い競技となりました。また初めての3日間開催によって見えてきたこともあり、それらを踏まえて運営内容の改善を図っていく所存です。大半の選手が全日程を通じて競技することを基本として、環境的なインパクトを抑えながらも、高い競技性を確保する方法を模索しています。リザルトについても、リタイア、タイムオーバーとなった場合にも成績・順位が残るよう、フルペナルティに相当する成績を付与して2日間、3日間の競技を継続できるようにするなどの改善を検討しています。至らぬところの多い大会ですが、ひとつずつ改善、進歩するよう努力いたしますので、今後の大会もどうぞよろしくお願いします。
日高モーターサイクリストクラブ
HTDE競技監督 春木久史
メールアドレス hidaka@myad.jp