ご挨拶
1984年に初めて日高町で2日間のエンデューロ競技会が開催されてから32年が経過いたしました。こうして大会を継続することができたことも、ひとえに皆様のご支援のおかげです。ここに厚く御礼を申し上げます。すでにご承知のことと思いますが、8月に北海道を襲った台風9号に始まる一連の台風による災害は、ここ日高町にも甚大な被害をもたらしています。道路、水道、電気等のライフラインが寸断され、未だ、日常生活を取り戻すに至らず、ご苦労をされている方々が多く、また経済活動にも大きな打撃を受けているところです。そうした中で、本大会を開催することには慎重でなければなりませんが、また一方で、大きなご期待をいただいている選手権大会でもあり、年に一度の2日間として楽しみにしていただいている方も多い大会です。この際は、なんとかご期待にお応えできる大会とし、多くの方々に、再び日高を訪れていただくことができるよう努めることが、我々に与えられた役目であると考え、予定通りの開催とすることを決断した次第です。台風による被害は、予定のコースにも大きな影響を与え、やむなくコース変更をした部分も多くあります。コースの準備、復旧には日高北部森林管理署はじめ、多くの方々のご協力がありました。改めて御礼申し上げます。また、2日間の競技開催にスタッフとしてご参加いただく延べ300名のボランティアの皆様にも厚く御礼申し上げます。それでは、当日、皆様にお会いすることを楽しみにしています。どうぞお気をつけてお越しください。
2016年9月9日
HTDE 大会実行委員長
日高モーターサイクリストクラブ代表
神保一哉