Hidaka Rocks 2018 無事終了!


Photo : Tsukada Akihisa

秋の景色と乾いた空気、そしてすべての選手のチャレンジ精神が印象的な大会となりました。選手、チーム関係者の皆様、スポンサー、ハタナカ昭和様はじめ協力団体、大会の準備に関わったすべての人に感謝を申し上げます。そしてなにより日高の自然、日高町の皆様に、最大級の感謝を申し上げます。

Hidaka Rocksは、世界最大のエクストリームエンデューロと呼ばれる「エルズベルグロデオ」のようなレースを、日高で再現したらどんなに楽しいだろう、という、日高モーターサイクリストクラブの有志たちの思いから始まりました。そのため競技は、なるべくそれを踏襲しようとしました。2つの予選によって決勝レースのスタート順を決め、決勝レースでは走破力を強く求められるコースに挑戦、フィニッシュを目指す。フィニッシュラインでの着順を競うのが基本ですが、フィニッシュに至らない場合は、到達したチェックポイント毎に順位がつけられるというのもエルズベルグロデオと同じです。CP1までしか行けなかった選手は、CP1までの着順が成績になりますし、CP2までたどりついた場合もCP2まで到達した選手の中での着順が成績となります。詳しくは下記のリザルトをご参照ください。

Hidaka Rocks 2018 Results
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全リザルト(競技結果)

●off1.jpのレポート
https://www.off1.jp/_ct/17215817

今回は予想を大幅に超えて、20名以上のライダーが頂上にたどり着きました。その中には、ウイメンズクラスの福田雅美選手も含まれています。総合成績では、1位に和泉拓、2位佐伯竜、3位飯田晃久(各選手)が表彰台に立ちました。

これら上位の選手の走りはもちろんですが、私たちを感動させたのは、すべての選手の敢闘精神と笑顔でした。素晴らしいものを見せていただき本当にありがとうございました。

今年は、9月のHTDEが天候に恵まれたこともあって、いつもより少し早く、HTDEのためのトレイルの補修が進んでいます。まもなく雪の季節となります。補修された路面は、約5か月の積雪期の間に、雪の重みがそれをしっかりと堅めてくれるでしょう。私たちはストーブの周りに集まって、今年の2つのイベントの思い出を語り合って過ごすでしょう。そして次のHTDEとヒダカロックスをどんなふうにしようかと相談しながら春を待ちます。

ありがとうございました。


Photo : Tsukada Akihisa